【ネタバレ有】『あの方』の正体は光彦?烏丸蓮耶との関係や伏線を考察【名探偵コナン】

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遂に判明した黒の組織の黒幕「烏丸蓮耶」ですが、実は、黒幕が明らかになったことで現実味を帯び始めた考察があります。

以前は”ネタ的”なものだったのですが、今では一部ファンの間で「マジなのでは?」と言われるほど有力な考察となっています。

それは「『あの方』の正体は光彦なのではないか」という説です。

この説は、黒の組織の黒幕と「あの方」が同一人物であることを前提に考察されているので、もし黒幕と「あの方」が別人であれば根本から崩れますが、逆にもし同一人物であるならかなり有力なものとなります。

今回の記事では、黒の組織の黒幕と「あの方」がいずれも烏丸蓮耶であると仮定し、その場合における光彦の正体が烏丸蓮耶だとする理由を紹介していきます。

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そもそも黒の組織の黒幕である烏丸蓮耶とは

作中において、半世紀(50年)前に99歳で謎の死を遂げたとされる大富豪で、大企業”烏丸グループ”の会長でもあります。ただ、実際は99歳以降も生きており、少なくとも40年前の時点では100歳を超えていたとされています。

富豪と聞くと同じく作中に登場する鈴木財閥や大岡家などを連想しますが、烏丸家の隠された財力はそれらを上回る世界有数レベルの規模。当然、黒の組織のような裏社会においてもその力は大きく及んでいたことでしょう。

詳しくは「名探偵コナンの黒幕(黒の組織のボス)が遂に判明【ネタバレ注意】」の記事で触れていますので良ければご一読ください。

烏丸蓮耶と円谷光彦を同一人物とする理由

ここからは黒の組織の黒幕である烏丸蓮耶が円谷光彦とする理由を紹介していきます。

烏丸蓮耶はアポトキシンによって若返った

そもそも烏丸蓮耶が生きてるのかも分からないよね

そうですね、この考察において、黒幕と「あの方」が同一人物であるということの次に重要なのが、烏丸蓮耶が生存しているか否かです。

黒幕が烏丸蓮耶であることは明らかになりましたが、それからボスが世代交代していたり、烏丸蓮耶の名前を語っているだけの可能性もあります。それこそ、作中では半世紀前に亡くなったとされているわけですからね。ただ、これはとある伏線を用いることで簡単に覆すことが出来ます。

それは名探偵コナンが黒の組織と対決する理由にもなった、若返りの薬「アポトキシン」の存在です。コナンが若返ったように、烏丸蓮耶も若返ったと考えれば、筋を通すことが出来ます。

年齢に相応しくない知識を有している

誰に対しても敬語を使う礼儀だたしい性格の光彦ですが、その年齢は6~7歳の小学1年生です。普通の小学生1年生はあそこまでしっかりした敬語を使うことはまず出来ません。

それこそ、同じ学年の歩美と元太を見れば同年代の使う言葉がよく分かります。度々コナンや灰原を驚かせるほどの知識を披露するので、確かに「頭は良い」のでしょうが、それを考慮しても少し大人っぽすぎるような気がします。

不自然な描写

名探偵コナンで度々起こる、意味深な描写も理由の一つです。

例えば、光彦が米花町の駅で切符を購入する時、誤って大人用のものを買ってしまうシーンがあります。

小学1年生であれば子ども用と大人用の切符の違いが分からないのは当然と言えますが、あれほどの敬語と知識を有する光彦がそんなミスを犯すとは思えません。

更には、黒の組織の元メンバーと遭遇した際に、光彦はその人物から「一緒やな…お前はワシと…同じや…」と言われます。

純粋に物語を筋書き通りに読み解くと、「君も蛍を取りに来たのか、俺と一緒だ」的な意味合いになるのですが、もしかすると光彦が若返りの薬を使い、尚且つ、黒の組織の人間であることに気づいて放った言葉なのかもしれません。

光彦の名前はコードネームにもなる

皆さん知っての通り、黒の組織のメンバーにはそれぞれコードネームが与えられています。そして、そのコードネームは全てお酒の名前から来ています。

光彦⇒光(ピカ)彦(ドール)⇒ピカドール(メキシコのお酒の名前)

ただ、「あの方」は黒の組織で唯一コードネームが存在しないことでも有名です。

「あの方」のメアドに込められた『七つの子』と光彦の接点

詳しくは省略しますが、「あの方」のメールアドレスを携帯で手打ちするとカラスがテーマの童謡「七つの子」をプッシュ音で奏でる形になります。黒幕である烏丸蓮耶の紋章もカラスであり、黒の組織にとってカラスは象徴的なものであることは間違いないでしょう。

そして、光彦の姓名の円谷は鳥取県倉吉市の円谷町から来ています。カラスは漢字で書くと「鳥」もしくは「鴉」ですから、何らかの関係性がうかがえます。

最も決定的なのは、ボスのメールアドレスを手打ちする際の番号です。メールアドレスの最初、七つの子で言うならば「か~ら~す~♪」の部分を番号で表すと「0858」になります。この0858というのは、鳥取県の市外局番と一致しています。

偶然…というにはあまりに出来過ぎていますよね。

ちなみに、少し無理矢理感はありますが、七つの子=七歳の子どもという考察も出来ます。

灰原哀が語る、黒幕は意外な人物

作者の青山先生が「黒幕は本名まで作品で明かしている」というのは割と有名な話ですが、実は作中で灰原哀も意味深な言動をしています。

ただでさえ信じ難い人物が浮かび上がってくるかもしれないんだから……

「あの方」の正体はコナンや灰原からしてもとても信じられない、意外な人物の可能性があることを示唆しています。

光彦が黒幕説は読者からすれば割とよく聞く話ですが、コナンや灰原たちにとっての意外な人物だと考えると光彦でもあり得なくはないですよね。

円谷光彦が烏丸蓮耶だった場合に生じる矛盾

ここまで、光彦の正体は烏丸蓮耶だとする理由を話しましたが、実は反対説も存在します。そちらもちゃんとした理由がありますので紹介しておきます。

青山剛昌先生が否定している

出典:www.cinematoday.jp

ここでもやはり作者の青山剛昌先生が登場します。

青山先生は今まで読者が考察する○○黒幕説をことごとく否定しています。そして、その否定されたキャラクターの中に「少年探偵団」も入っています。

ただ、物語において多少の嘘は読者を楽しませるために必須です。

例えば、少年探偵団全員が黒幕ではない。が、そのうち一人、光彦が黒幕でないとは言ってない。

みたいな捻りをきかせてくる可能性も…ないかな。(笑)

「あの方」にはコードネームが存在しない

先ほど紹介した光彦のコードネーム読みですが、実は黒の組織において唯一「あの方」にはコードネームが存在しません。

つまり、読者が誤った考察をするように青山先生が仕掛けたトラップ、もしくは、単純に読者の考えすぎの可能性があります。

ただ、「あの方」にはコードネームが存在しないというのを逆手に取り、光彦から興味を逸らそうとしていると考えることも出来なくはありません。

コナンを始末しない理由が不明

仮に光彦が烏丸蓮耶だったとするなら、行動を共にしている間はコナンの居場所は黒の組織に筒抜けとなるわけです。それこそ黒の組織が本気を出せばコナン一人始末するのはわけないでしょうし、何なら光彦本人が手を下すことも出来るでしょう。

しかし、長い連載において光彦はコナンに協力することはあれど、邪魔をしたことはありません。真っ先に始末すべきコナンの近くに居ながら野放しにする理由がない、これも反対説を裏付ける根拠になっているようです。

本物の光彦はどこに行ったのか

知っての通り、工藤新一(コナン)はアポトキシンによって小学1年生まで若返ったわけですが、光彦という人物はコナンと知り合うより前に歩美や元太とも友達をやっていました。加えて、光彦にも両親がいるでしょうから、細工をするのは容易ではありません。

一部では作中のどこかで本物の光彦と偽物の光彦(烏丸蓮耶)が入れ替わったのでは?と考察されていますが、すると本物の光彦はどこに行ったのか、若返ることは出来ても実在する人物と同様の容姿になれるのか、など様々な問題が出てきてしまいます。

光彦は記憶を失った元黒の組織のメンバー説

以上で光彦の黒幕説の紹介は終わりになりますが、あくまで僕個人の意見としては光彦が黒幕の線は薄いかなと感じています。確かに根拠とする理由は明確なものですが、それより先に矛盾を解決しないと決定打には欠けるのかなと…。

そんでもって、僕なりに色々考えた結果、「光彦は記憶を失った元黒の組織のメンバー説」を導き出しました。

本物の光彦とどうやって入れ替わったのかという矛盾は残ってしまいますが、それ以外は全てズバッと解決できます。作者の青山先生も少年探偵団が”黒幕ではない”とは言っていますが、黒の組織の”メンバーではない”とは言っていません。子どもらしからぬ頭脳や運動神経を持ち合わせていることも説明が付きますし、時折見せる子どもっぽい姿やコナンに協力的なのも記憶喪失であれば頷けます。

グーグルでちょこっと調べましたが、同じような考察をしている方は一人も居ませんでした。というわけで、「光彦、元黒の組織のメンバー説」提唱者の第一人者が誕生したことをここに報告いたします。

とまあ、半分本気、半分冗談の戯言はさておいて、これにて本記事は終了です。最後までご覧いただきありがとうございました。